2024年1月15日、カンテレ・フジテレビ系全国ネットの「月10ドラマ」枠で、奈緒と木梨憲武がダブル主演を務める新ドラマ「春になったら」がスタートします。
物語は、母を亡くし、それぞれの残された時間を生きる娘と父の感動的なストーリーとして描かれる作品です。
本記事では、この注目のドラマについてネタバレ、キャスト、相関図、話題、あらすじ、原作、脚本、ロケ地、特徴などを掘り下げながら解説します。
春になったら概要
『春になったら』は、木梨憲武が24年ぶりに連続ドラマで主演を務め、奈緒がその娘役を演じます。
この作品は、親子の絆を中心に、家族や大切な人との人間関係の大切さを描いた物語です。
奈緒はドラマが視聴者にとって、忙しい日常の中で忘れがちな家族や大切な人への想いを思い出させるきっかけになればと語っています。木梨は、視聴者に自分たちの家族との共通点を見つけながら楽しんでほしいと話し、彼らのコンビネーションが制作の良い雰囲気を作っていることも明かしました。
『春になったら』は、笑顔と涙に満ちた家族の物語を描く、3ヶ月間のかけがえのない時間を描きます。
春になったら1話ネタバレ(2024年1月15日)※ネタバレ
2024年1月15日に放送されたエピソードでは、助産師である椎名瞳(奈緒)と彼女の父親、雅彦(木梨憲武)の、感動と試練の物語が展開されます。瞳は、母を亡くして以来、22年間父と二人三脚で生活をしてきました。彼女は仕事に誇りを持ち、新しい生命の誕生に立ち会うことで日々の幸せを感じています。一方で、雅彦は自由奔放な性格で、瞳を一人で育て上げた愛情深い父親です。
2024年の新年を迎えた時、瞳と雅彦はそれぞれ重大な発表をすることになります。瞳は3ヶ月後に結婚すること、雅彦は3ヶ月後に亡くなるという衝撃的な事実を、同時に告げ合います。特に雅彦は、瞳の婚約者である川上一馬(濱田岳)が売れないお笑い芸人であることを知り、結婚に強く反対します。瞳もまた、父がステージ4の膵臓がんであるという事実を受け入れられず、彼の反対を押し切ってでも結婚を進めようと決心します。
瞳と一馬の出会いは、大学時代の友人たちのお笑いライブでのこと。瞳はやがて一馬との間に家族を築きたいと思うようになりますが、雅彦にはまだ伝えられない秘密がありました。そんな中、瞳は雅彦の反対を乗り越えて結婚の承認と祝福を得ることを目指します。彼女は、父の病状が嘘であることを願いながら、真実を確かめるために雅彦の主治医を訪ねるのです。
春になったら2話ネタバレ(2024年1月23日)※ネタバレ
2024年1月22日の放送では、木梨憲武扮する雅彦が人生の終わりを見据えて作成した「生前に達成したい6つの目標リスト」が登場します。
しかし、彼の決断に納得できない娘の瞳(演じるのは奈緒)は、父親に治療を受けさせようと、ある計画を実行に移します。瞳の婚約者である一馬(濱田岳)のスタンドアップコメディを密かに見に行った雅彦は、一馬が離婚歴があり子どもがいることを知り、怒りを露わにします。
その場で瞳と出くわし、二人は公然と激しい口論を展開します。一馬を理由も聞かずに拒絶する雅彦に対し、瞳は怒りを爆発させ、病を抱える父を気にかけずに、以前キャンセルした結婚式を強行しようと決心しますが、心の奥底では父に祝福されたいという願いを捨てがたいです。
この状況の中で、雅彦は自身の体に変調を感じつつも、瞳が作った「結婚前に達成したいことリスト」に触発され、「生前にやりたいことリスト」を作成します。
このリストには、彼の人生で未完成の事柄や、過去に対峙する最後の願いが含まれています。
これを目にした瞳は、家族がいるにも関わらず、雅彦がなぜそう簡単に死を受け入れようとするのか、さらに混乱します。解決策を求めて、雅彦の主治医である緩和ケア専門の阿波野弘(光石研)に会い、父の真の感情を探ろうとします。
瞳は、雅彦が生きる意欲を見いだし、治療を受け入れるよう、また別の策を練ります。
春になったら3話ネタバレ(2024年1月23日)※ネタバレ
2024年1月29日放送の「春になったら」第3話では、木梨憲武演じる雅彦の命の時計が刻一刻と進む中、奈緒演じる瞳の心は焦燥と不安で満たされます。この状況を変えようと、瞳は濱田岳扮する一馬と協力し、二人が共にお笑いの賞レースでの栄冠を勝ち取ることを決意します。
瞳と共に休暇で伊豆を訪れた雅彦が、突然の激痛に見舞われ海辺に倒れ込む一幕があります。持病の薬が一時的に彼を救うも、その薬が強力な麻薬であることを知った瞳は、彼女が描く未来の計画について深く思い悩みます。彼女は、雅彦の健康を少しでも保つため、新たに食事療法を試みる決心を固めます。
その頃、一馬は自らが参加するお笑い賞レース、「D1グランプリ」での勝利を宣言。過去2年間予選で敗退していたが、瞳は決勝戦に進出し、さらには優勝することで、雅彦に二人の結婚を認めてもらう計画を練ります。これは、雅彦に生きる希望を持たせるため、そして彼の心に安らぎを与えるための策だったのです。
そして、雅彦が次に望む「死ぬまでにやりたいこと」を実現するため、瞳は彼を休日の遊園地へと誘います。そこには、父親として特別な願いが隠されていました。しかし、その日遊園地では、ネタ作りで行き詰っていた一馬と、彼の息子である龍之介も偶然にも一緒に訪れていて…。
春になったら4話ネタバレ(2024年1月23日)※ネタバレ
2024年2月5日に放送された「春になったら」の第4話では、木梨憲武が演じる雅彦と、かつての親友との間の複雑な過去が明らかになります。奈緒演じる瞳から結婚を待ってほしいと言われた濱田岳の一馬は、人生の重要な選択を迫られます。「結婚については、もう少し時間をください」という言葉が二人の間に重く響きます。
雅彦が自身の「死ぬまでにやりたいことリスト」を一つずつ実行していく中で、その行為が瞳にとっては死に向かってのカウントダウンと感じられ、苦痛を増すばかりです。瞳は新しい家族を築くことよりも、今は雅彦の支えになりたいと一馬に心からの想いを伝えます。
その後、偶然出会った光石研の阿波野から、自分自身の幸せも大切にするよう助言されるものの、瞳は自分の幸せを優先する気持ちにはなれずにいます。一方で、瞳からの言葉に動揺しつつも、彼女との結婚を諦めきれない一馬は、重要な決断を下すことに。
瞳は雅彦の「やりたいことリスト」の次の項目、「神に謝る」を達成するため、雅彦の旧友である“神健一郎”を探し出します。しかし、雅彦は神に会うことを恐れ、過去に起こった親友との間の裏切りが原因であることを明かします。後悔の念に駆られた雅彦は、瞳の後押しで、神が経営する喫茶店を訪れます。
久々の再会で、神は雅彦を認識すると表情を硬くし、彼を直視することを避けます。48年前の出来事について謝罪しようとする雅彦に対し、神は意外な反応を示し、「謝るべきは自分の方だ」と言いますが、雅彦にはその意味が分からず…。
春になったら5話ネタバレ(2024年2月12日)※ネタバレ
2024年2月12日に放送予定のドラマ「春になったら」第5話では、濱田岳扮する一馬が、芸人としてのキャリアから手を引き、木梨憲武演じる雅彦に奈緒演じる瞳との結婚を許してもらうために、より安定した生活を求める選択をします。この決断は、彼の恋人である瞳の深い葛藤を呼び起こし、また石塚陸翔が演じる彼の息子、龍之介にも影響を及ぼします。
瞳の配慮で、雅彦はかつての同級生であり、現在は葬儀会社に勤める岸(深澤辰哉)と再会します。雅彦は自分の葬儀を岸に依頼するが、岸は雅彦が自らの死を平然と話すことに困惑し、瞳もまた、そんな話題に心を痛めます。にもかかわらず、雅彦は自分が望む明るい葬儀を計画し、瞳にも現実を直視するよう促します。その過程で、阿波野(光石研)の勧めで「人生ノート」の記入を開始します。
同時に、一馬は学習塾の講師として新たなスタートを切り、彼の知識と話術が生徒たちから好評を博し、正社員として迎え入れられます。安定した収入を手に入れた一馬は、これで雅彦が瞳との結婚を承諾すると楽観視しますが、その決意は彼が芸人としての人生を終えるという意味も含んでいます。瞳は一馬の思いやりを理解しながらも、自分の感情が後回しにされたと感じて不安を抱えます。さらに、一馬が芸人を辞めると知った雅彦から意外な反応があり、状況の変化に瞳は戸惑います。この一連の出来事は、一馬と龍之介の父子関係にも微妙な影響を与えます。
春になったら6話あらすじ・ネタバレ(2024年2月19日)
春になったら6話ネタバレ
3ヶ月後に結婚を決めていたカズマルこと一馬との婚約を解消すると決めた、娘の瞳。3ヶ月後に癌によって死を宣告されている父は、日に日に体が弱っていくのを実感していた。
婚約を解消して父を安心させて専念できると思う娘と、死への恐怖が募る父はそれぞれにモヤモヤを抱えていた。
そんな瞳を元気づけようと、親友の岸が椎名家を訪れる。一馬から、コンビニで会ったときに、「瞳ちゃんをよろしくね。」との言葉を受けたのもあって、親友としてできることを果たそうとした。元気付けようと奮闘する岸であったが、思いも空く、瞳は仕事の疲れと心労から倒れて入院してしまう。
退院後、父はみんなを呼んで退院祝いと称したホームパーティーを開催した。そこには瞳の叔母、親友、そして一馬とその子供の姿もあった。そしてその時間を有意義に楽しく過ごしたのであった。椎名家はそしてまた再出発した。
春になったら放送日時・放送局
- カンテレ・フジテレビ系全国ネット
- 放送開始日:2024年1月15日(月)
- 放送時間:毎週月曜 22:00~
春になったらキャスト・相関図
- 奈緒:椎名瞳役(娘)
- 木梨憲武:椎名雅彦役(父)
春になったら原作・脚本・演出
- 脚本:福田靖
- 演出:松本佳奈、穐山茉由
ネタバレとあらすじ
「春になったら」は、母を亡くしてしまった椎名瞳(奈緒)と、余命わずかと宣告された父・雅彦(木梨憲武)が、結婚までにやりたいことや死ぬまでにやりたいことリストを叶えていく姿が描かれる。瞳は3カ月後に結婚することを決意し、父親と共に残された時間を大切に生きることを決意する。物語は、家族の再生と絆の再構築がテーマとなっている。
キャストと相関図
1. 椎名瞳(奈緒)
娘として、母の死という喪失に直面し、自らの人生に向き合うことになる。3カ月後の結婚を控え、父親との時間を大切にし、やり残したことを叶えようと奮闘する。
2. 椎名雅彦(木梨憲武)
病に冒され、余命わずかと宣告された父。娘との関係を取り戻し、残りの時間を有意義に過ごそうとする。演技力豊かな木梨憲武が、役柄にどれだけの深みを与えるかが注目される。
3. その他の登場人物
物語には瞳と雅彦の周囲に様々な人物が登場し、彼らの人間模様や家族の絆が描かれる。家族や友情、愛情に焦点を当てながら、個々のキャラクターたちが物語を豊かに彩る。
4. 相関図
(相関図の挿入)
ドラマの特徴
1. 感動と共感
物語の核心は、家族の再生と絆の再構築であり、視聴者は主人公たちの喜びや苦悩、別れと再会に共感することが期待される。奈緒と木梨憲武の演技が物語にどれだけ感動を与えるかが魅力のひとつ。
2. 福田靖の脚本
連続テレビ小説「まんぷく」や大河ドラマ「龍馬伝」などで知られる福田靖が脚本を手がける。彼の独自の筆致が、物語に深みや奥行きをもたらすことが期待される。
3. ドラマのメッセージ
奈緒はインタビューで「家族のはじまりと終わりを並べて考える機会はあまりない」と述べており、物語を通じて家族や人生について考えさせられる要素が含まれている。ドラマが視聴者に与えるメッセージは注目の的となるだろう。
脚本と演出の手腕
1. 脚本:福田靖
福田靖は過去の作品で幅広いジャンルでの脚本を手がけ、そのキャリアが本作にどう影響するかが注目される。家族や人間ドラマにおいて得意とする彼の手腕が、物語にどれだけ深みをもたらすかが期待される。
2. 演出:松本佳奈、穐山茉由
松本佳奈と穐山茉由の演出陣が、これまでの作品で培った経験を活かし、感動的で心に残るドラマに仕上げることが期待される。視聴者にとっての余韻や感情移入をどれだけ引き出すかが注目ポイントとなる。
ドラマの舞台とロケ地
物語の舞台やロケ地も視聴者の興味を引く要素のひとつだ。記事内で紹介された情報から、物語がどのような環境で展開されるか、具体的な場面や風景がどのように描かれるのか、期待感が高まる。
まとめ
「春になったら」は、家族の再生と絆の再構築を描いた感動作品として、視聴者に心温まるエンターテインメントを提供することが期待される。奈緒と木梨憲武の演技、福田靖の脚本、松本佳奈と穐山茉由の演出など、豪華なスタッフ陣が作り上げる物語に注目が集まりそうだ。ドラマの放送が開始されることで、さらなる感動と共感が視聴者に届くことでしょう。
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